2011年7月1日金曜日

川西市郷土館 旧平安邸

阪神間モダニズム 近代建築さんぽ

旧平安邸は、旧平賀邸と同じく、川西市郷土館の中にある。
旧平賀邸は後に紹介するして、
平安だが、当初書籍に載せる項目として取り上げていた時には
過って「へいあん」と読んでいた。
編集者が郷土館に電話をした折に、
「へいあん邸のことで・・・」と言ったら、
「ひらやす」と読みます・・・とのこと。
編集者には大変、恥をかかせてしまった。

さて、この旧平安邸だが、
純和風で、見所もたくさん。
特に、「木」には相当のこだわりを持って建てられており、
廊下や柱の一本いっぽんを見て回るだけでも感心させられる。

前庭にある「駕籠置き石」は書籍の中では「駕籠座」と表現した。
駕籠座という言葉はないのかも知れないが、
そのほうが趣が感じられる。
書籍には写真は載せていないので、ここに、載せておこうと思う。

この郷土館だが、
平賀邸とあわせて、十分に楽しめるところだが。
意外と知られていないのか、私が取材に行った時も、
スタッフが私の推薦で見学に言った時も、
カメラマンが撮影に訪れたときにも、人は少なかったようす。
ぜひ、訪れてみてほしい。
猪名川町の「静思館」と合わせて行けば、
1日、ハイキングとしても楽しめること請け合いだ。
もちろん、建物をじっくりと見ていただければ、どれも、とても満足がいくはず。

中央奥のまるい石が駕籠座

中庭の回廊

土間から和間を見る

中庭周りにある蔵には箸がたくさん展示してある


詳しくは
(ついでに小説も見てくださいね。直木賞クラスのものが掲載。立読みで見られる)

書店または版元(神戸新聞総合出版センター)やアマゾン等のネット販売もどうぞ。

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