2011年12月9日金曜日

大庄公民館

阪神間モダニズム 近代建築さんぽ

村野藤吾という日本を代表する建築家により
大庄村役場として建てられた建物は、
その奇抜さと、外壁に配されたレリーフが際だつ。

建物は村野の若かりしころの作品、
当時の公共建築物の権威的なプランに
大きな一石を投げかけた秀作。
専門家にとても評価が高い。

村役場だけに規模は大きくはなく、
建物に興味がない人にとっての、
散策目的としてはすこし物足りないかも知れない。

それでも、
ギリシャ神話の「グリフィン」、
オリーブをくわえたハトなどのレリーフは、見物。

建築、造型に惹かれはじめた頃に
訪れると、その味わいが理解できるのではと思う。

外観南面。塔屋にもレリーフ

奇抜なデザインがみてとれる

グリフィン。鷲の頭に獅子の胴

オリーブをくわえたハト


貴賓室。オーク材や電燈、天井の模様も美しい

階段・踊り場

入口ホールには建物を紹介する資料がいろいろ飾ってあった


詳しくは
ブログ右手にあるリンクから。
(ついでに小説も見てください。直木賞クラスのものが無料で見られます)

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