村野藤吾という日本を代表する建築家により
大庄村役場として建てられた建物は、
その奇抜さと、外壁に配されたレリーフが際だつ。
建物は村野の若かりしころの作品、
当時の公共建築物の権威的なプランに
大きな一石を投げかけた秀作。
専門家にとても評価が高い。
村役場だけに規模は大きくはなく、
建物に興味がない人にとっての、
散策目的としてはすこし物足りないかも知れない。
それでも、
ギリシャ神話の「グリフィン」、
オリーブをくわえたハトなどのレリーフは、見物。
建築、造型に惹かれはじめた頃に
訪れると、その味わいが理解できるのではと思う。
外観南面。塔屋にもレリーフ
奇抜なデザインがみてとれる
グリフィン。鷲の頭に獅子の胴
オリーブをくわえたハト
貴賓室。オーク材や電燈、天井の模様も美しい
階段・踊り場
入口ホールには建物を紹介する資料がいろいろ飾ってあった
詳しくは
ブログ右手にあるリンクから。
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