明治21年に神戸の英国領事館を模して造られた辰馬喜十郎住宅は、
白さきわだつベランダコロニアル様式の建物。
残念ながら、公開はされていないが、
外から垣間みることができる。
ちょっとした散歩がてら見るには、楽しい。
邸は、異人館街に軒をつらねるほうがふさわしい気がするが、
辰馬の名を冠する限りは、阪神間に存在するほうが
いいのだろう。
呼び名は「旧辰馬喜十郎住宅」というのが正式っぼいが、
個人的には喜十郎邸と「邸」のほうが雰囲気がでて好む。
書籍の中では住宅という表現にした。
ただ、特に、こうでなければならないという決まりもないようではある。
辰馬や嘉納、山むらといった姓は、
酒造りの名家で、灘・甲陽といった中学・高校も創立している。
そんなことも知りながら邸をながめてみると
また、面白い。
正面からななめアップで。
裏から見た邸宅。
書籍ではカメラマンが正面から撮ったものが載っている。
横には赤煉瓦の蔵、だったんでしょうね。
入口、エントランスもなかなか。
右端にちょこっと見えているのが邸宅。
詳しくは
(ついでに小説も見てください。直木賞クラスのものが無料で見られます)
書籍「阪神間モダニズム 近代建築さんぽ」の購入は、
書店または版元(神戸新聞総合出版センター)やアマゾン等のネット販売をどうぞ。
0 件のコメント:
コメントを投稿