2011年11月18日金曜日

御影公会堂

阪神間モダニズム 近代建築さんぽ

阪神石屋川駅の北、国道2号線沿いに御影公会堂はある。
JR六甲道駅や阪急御影駅などからだと、
10〜20分ほどの、さんぽがてらで行けるかと思う。

近代建築の一時代を築いた清水栄二設計の建物は、
円形のテラスをもち、客船デッキのようにも見える。
ドイツ表現主義の影響を受けながらも、
個性のあるアレンジを加え、
特徴深い、独特の建物として昭和初期の建築当時の姿をみせる。

空襲で被災した建物は、
野坂昭如の「火垂るの墓」の1シーンにも登場する。

地下の食堂は、
「美味しい」と評判で,
食事や喫茶をしながら、
構造や内装が楽しめる。

本書・本ブログで紹介している甲南漬資料館
とともに訪れてみてほしい。


国道2号にかかる石屋川橋から望む


ファサード部

荘重な玄関

裏手から見た姿

エントランス内部

上階

階段付近

地下の食堂。ウィークディはランチのみ。
土・日・祝はディナーも。

食堂にかかる時計。
なんともモダンな雰囲気。


詳しくは


(ついでに小説も見てください。直木賞クラスのものが無料で見られます)

書籍「阪神間モダニズム 近代建築さんぽ」の購入は、
書店または版元(神戸新聞総合出版センター)やアマゾン等のネット販売をどうぞ。

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