阪神石屋川駅の北、国道2号線沿いに御影公会堂はある。
JR六甲道駅や阪急御影駅などからだと、
10〜20分ほどの、さんぽがてらで行けるかと思う。
近代建築の一時代を築いた清水栄二設計の建物は、
円形のテラスをもち、客船デッキのようにも見える。
ドイツ表現主義の影響を受けながらも、
個性のあるアレンジを加え、
特徴深い、独特の建物として昭和初期の建築当時の姿をみせる。
空襲で被災した建物は、
野坂昭如の「火垂るの墓」の1シーンにも登場する。
地下の食堂は、
「美味しい」と評判で,
食事や喫茶をしながら、
構造や内装が楽しめる。
本書・本ブログで紹介している甲南漬資料館
とともに訪れてみてほしい。
国道2号にかかる石屋川橋から望む
ファサード部
荘重な玄関
裏手から見た姿
エントランス内部
上階
階段付近
地下の食堂。ウィークディはランチのみ。
土・日・祝はディナーも。
食堂にかかる時計。
なんともモダンな雰囲気。
詳しくは
(ついでに小説も見てください。直木賞クラスのものが無料で見られます)
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書店または版元(神戸新聞総合出版センター)やアマゾン等のネット販売をどうぞ。
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