2011年6月14日火曜日

高碕記念館

阪神間モダニズム 近代建築さんぽ

今回は高碕記念館のご紹介。
例によって、詳細は「阪神間モダニズム 近代建築さんぽ」に書いているので、
本書に載せていない取材用の写真などを。

この高碕記念館は東洋食品研究所というところが、
CSR(企業の社会貢献事業)の一端として一部を公開している。
清掃が行き届いており、
こぢんまりとしているが、
個人邸としては、まぁ、立派なもの。
ウォーリズが建てたものというから、現存の価値は高い。
庭から見下ろせる眺めもなかなかのもの。

欲を言えば、内部も公開してほしいなぁ、と。
1階部分を、庭・バルコニーから覗くことができるが、
覗くだけではねと、いう人も多いはず。

近くに旧安田邸もあるが、
ここも現状では、一般公開がされていない。

雲雀丘のこのあたりは古くから開発されていた土地で、
大きな家も多く、
のんびり散歩するのも悪くはない。
旧安田邸と高碕記念館の2つが見られたら
近代建築ファンのみならずとも満足がいくのではないかと思う。

旧安田邸も、宝塚市の管理部署に何人かで申し込めば
見せてくださるような気がするが。(断言はできない)

さんぽがてら出掛けてみてほしい。

ライオンの像をアップするとなかなかの迫力


書籍には載せていない1Fのもうひとつの部屋。
バルコニーから見られる。
取材時に記録用として撮ったので、
机の上には、書類がのってるが、
ご容赦。


側面からみた建物。マンサード屋根の形状がわかりやすい。

ここが、玄関。洋風の建物の横に灯籠と松。


建物の裏側。舞台裏ね。
見せる写真でもなかったか。
エントツが分かりやすかったので。



庭の風景。空はだいぶ曇っちゃいましたけど。




詳しくは

(ついでに小説も見てね。直木賞クラスのもののみ掲載。立読みで見られる)

アマゾンなどのネット販売もどうぞ。

0 件のコメント:

コメントを投稿