2011年6月24日金曜日

カトリック夙川教会

阪神間モダニズム 近代建築さんぽ

カトリック夙川教会は阪急夙川駅からほど近い。
正面から眺める外観は、見る人によっては、
すこぅし厳つい感じを受けるかもしれないが、
まさに、西欧にある教会と違わない姿が美しい。

ここは、ネオ・ゴシックという様式で建てられているが。
ネオ・ゴシックはゴシック・リバイバルとも呼ばれている。
尖塔アーチの窓や天井、ステンドグラスなどが特徴的で、あるが、
ヨーロッパの各地でそれぞれに違った意匠もあり、
基本的には突起物が多くゴツゴツしたイメージだが、
専門家でもない限り、なかなか、見分けるのは容易でない。

ちなみに西欧での様式は、
まったく大まかではあるが、下記のように変遷していくようである。
ロマネスク   11Cごろ
ゴシック    12〜15Cごろ
ルネッサンス  15〜16Cごろ
バロック    17〜18Cごろ
ロココ     18C〜
ネオ(ロマネスク、ゴシック、ルネッサンス・・・) 19C〜
アールヌーボー、キュービズム

で、カトリック夙川教会だが、
外観だけではなく、ぜひ内部をみていただきたい。
感動ものである。

広々とした聖堂。
空にぬけるかのように高い尖塔アーチの天井。
聖母像など、心が洗われるおもいである。

側面からみた外観

正面のアップ

書籍にも載せているが内部の写真。
実際には、もっと感動的。

教壇は神聖さが際だつ

入口の天井。
蛇腹状におりあげられている。

詳しくは

(ついでに小説も見てくださいね。直木賞クラスのものが掲載。立読みで見られる)

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