2011年5月31日火曜日

旧木下家住宅

阪神間モダニズム 近代建築さんぽ

神戸に住んで30年ほど経つが、
意外と神戸のことを知らない。

六甲道から阪急六甲、そして西区に移り住む。
何処其処なく、ぶらっと歩くのが趣味のひとつであるが、
この本の取材をするまで、
あちこちに明治・大正・戦前の古い建物が残っていることすら知らなかった。

旧木下家住宅は、舞子公園の西地区にある。
舞子公園は神戸の人ならずとも、行かれたことはあるだろうが、
西地区となると、知らない人が多いのではないだろうか。

もちろん?私もしらなかった。
でも、旧木下家にはぜひ行ってみてほしい。
緑にとけこんだ住宅が昔へと誘ってくれる。

昭和のにおいがほっこりと漂う、和風建築。
兵庫県の田舎出身の私などにとっては、
懐かしい家。はなたれ坊主のころの記憶が蘇ってくる。

船底天井、網代天井、掛込天井など
畳にごろりと寝転び天井だけ見あげてもオモシロイ。

小雨まじりの日などにいくと、
しっとりとした情緒がまた格別。




書籍に掲載した写真とは別シーンを載せておきたい。

http://peach21.org/honza/index.html

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